里村工務店ブログ

マイホーム新築にあたって照明について事前に知っておくといいなと感じることです。

家づくりの最後の方なので力がぬけがちですが、照明と電気配線ってとっても大事なので・・・
モダンスタイル・ナチュラルスタイル・和風などなど家のスタイルによって照明計画も
全く違うものになりますが、弊社のお客様はほとんどの方がナチュラルスタイルなので
ナチュラルな照明計画にスポットをあてたいと思います。
電球の種類などものすごく詳しい方もいらっしゃるので不要な情報も多いかもしれません。
あ、そうそう、なぜかそういうのに詳しいのはご主人です。やっぱ電気系とか理系の知識は男性、ですね。

<電球などの種類>

1.白熱ランプ ・・・・・ 「火」の温かみに近い光源。安いが寿命が短い。球が発熱する。製造中止になるかも。

よく使われるシャンデリア電球も白熱球です。
白熱球は温かみがあってかわいいです。電気代は高いです。

2・蛍光ランプ  ・・・・・ 明るさ白熱ランプの4倍。寿命は6倍以上。電球色のものもある。白熱ランプより高い。

こんな常夜灯機能付もあります。これいいですね~
蛍光ランプは電気代がやすい!

3.LED   ・・・・・ 発光ダイオード。半導体が光るので熱を発しない。寿命がハンパなく長い。まだ結構高い。
 光の広がりがあまりない。

LEDは蛍光ランプよりさらにさらに電気代が安い!!!
まだいろいろ光源の種類はあるのですが一般家庭だとこのくらいでいいと思います。

<照明の数など>

日本では一室一灯の照明計画がメインですが、多灯分散型の照明計画がおすすめ。
部屋の中の場所によって偏った明るさをさけ、シーンに合わせた明るに調整するために
ダウンライト・シャンデリア・ブラケットなどを組み合わせたり、調光器をつけるといいです。
調光は基本的に蛍光ランプはできませんのでご注意を。
LEDは「調光タイプ」をお選びください。

<配線のこと>

多灯にすると電気屋さんの配線が複雑になるので費用がかかります。
すべてのお部屋こだわるのではなくLDKだけこだわる、などでもいいと思います。
二階居室などはスタンドランプなどと組み合わせるといいですね。
あとは、とりあえず配線だけしておいてこだわりたい部分の照明器具は住んでから、でもいいかも。
住むのに明るさがある程度足りていれば、ですが。
家づくりの最中って忙しいのでなかなか気に入ったのが見つからない!

<取り付けのこと>

白熱ランプがついていた照明器具に蛍光ランプやLEDはつけられますか?と
よく質問があります。大丈夫です。口金の口径があえばつけられます。
ただ、ダウンライトなどは掘り込みにつけるのでランプの形状があうものを探すのが難しいかも。
ちなみにランプの口径は17mmと26mmがほとんどです。

<照度センサ・人感センサのこと>

簡単にいうと照度センサ付照明は暗くなると自動点灯するもの。
人感センサは人などが通るとぱっと点灯するもの。
たとえば、玄関に人感センサ付のものをつけると重い荷物をもっていても
ぱっとつくのでとっても便利。
照度センサ付のものを外につけると暗くなると自動点灯するので便利。

<照らす面のこと>

ダウンライト、スポットライト、これらは下を照らすのではく、壁面も照らせるように計画すると
ぐーんと素敵になります。ダウンライトま光源部が回転するタイプもありますし、
スポットライトはもちろん角度など変えられます。
ナチュラルスタイルのこだわりの部分、ニッチや飾り棚などを光で照らしてみては?

個人的にあこがれるのが・・・・・・

ベットルームのベット枕元脇に左右シンメトリーに長めのペンダントライトが
ぶらさがっているお部屋。調光器をつけたら雰囲気もいいし便利だし、素敵だなあ。
でも自宅はせますぎてベットを真ん中におけないので諦めました・・・
みなさんこういう憧れってお持ちじゃないでしょうか。
せっかくのマイホーム、1ケ所「おっ!」といわれる照明計画の場所があるといいかも。

いろいろと明るさを計算する式や、決まりなどもありますが、そういうのをふまえた上で
「感覚」を大事にしたいですね。

ナチュラルスタイルの家ってちょっと暗め。
温かみのある、落ち着いた空間です。